顔の若返り請負人
クリニック宇津木流

宇津木龍一医師は、日本としては初のアンチエイジング専門施設「北里研究所病院美容医学センター」を創設され、日本のアンチエイジング医療の先駆者として名が知れています。美容医学センターは当時注目を浴び、多くのメディアや、他大学から教授や医師たちが見学に来たそうです。特にフェイスリフトにおいては必ず名が挙がると同時に、宇津木流のスキンケア本がベストセラーとして今でも「アットコスメ」というメディアで書籍ランキング1位〜2位を獲得し続けてけています。そんな有名な宇津木龍一医師に、さっそく取材に伺いました!

クリニック宇津木流は、なんと帝国ホテルタワーの8階という好立地のクリニック。院内は白が基調で、上品&リッチな内装に高級感が漂います。診察医師は宇津木龍一医師に加え、レーザー治療に関してはレーザー専門医が担当しており、完全予約制。他の患者さんと顔を合わせることなく診察に臨めるので、プライバシーが守られます。

宇津木医師の得意な施術は「宇津木流フェイスリフト手術」。それは、たるみを治してハイ終わり、ではなく、老化の要因を全て取り去ることで根本からの治療をポリシーとしているものです。

宇津木医師はこう説明しました。「老化させている原因を顔の上から全て取り除いたときに、初めて若返って見えます。顔のパーツで1箇所でも老化して見える部分が残っていると、他のパーツを20代に若返らせたとしても、結局全体としては老けて見えるんです。例えば、60歳の方がフェイスリフトを行い、フェイスラインのたるみを取り、シミ・シワを全て取り除いたとしても、目とか、どこか1箇所でも60歳に見える箇所が残っていると、60歳に見えてしまいます」

確かに、おっしゃる通りですね。例えば、マスクをしていると20代に見えるのに、マスクを取ると一気に老けて見えてしまう方っていますよね。

徹底した若返りを実現させるトータルコーディネート

フェイスリフト手術に加え、眼瞼下垂手術や、クマなど目元の治療、シミやシワ治療などを、手術、レーザー、コラーゲン・ヒアルロン酸・ボトックス注入等を組み合わせて、総合的に顔を若返らせるのが宇津木医師のやり方です。
患者さんから特に言われない限りは、患者さんの希望の治療だけをする医師も多い中、宇津木医師は、その人が気づいていない要因を全てあぶり出して施術します。例えば、患者さんの悩み(たるみや、シミ・シワ)を解消してあげることだけがゴールではなく、老化して見える他の要因も全て除去することでトータルに見た目を若返らせるのです。そういう意味で、珍しいというか、貴重な美容外科医だと思います。

超絶!宇津木流フェイスリフト

宇津木医師は、皮膚を切開して皮膚や筋膜を引っ張る従来のフェイスリフト手術や、溶ける糸で引き上げるリフト施術は行っていません。20年前まではそれらの施術をやっていたそうですが、何年か経つと表情筋の影響で多少なりとも再びシワができてたるんでしまう…それが嫌で、探究の結果、たどり着いたのが今の宇津木流術式とのこと。

それは、頭皮を切開し、老化して見える表情を作っている顔の筋肉のみをターゲットにして細かく筋肉に切り込みを入れることで、皮膚を引っ張ることなく、加齢で拘縮してしまった筋肉のみを緩めて拘縮を元に戻す。それによって、しわやたるみが根治できる、というものです。

このため、そもそもシワができにくくなり、永続的な効果が望めることを強みとしています。また、傷跡も頭皮の中なので目立ちません。(傷跡に関しては医師の腕次第で、従来のフェイスリフト手術でも十分目立たなくできます)この手術は難度が非常に高く、世界的にも敬遠されがちな術式だとか。神経を傷つけないよう、きわめて細かい作業と長時間の手術時間を要するため、医師には高度な技術と忍耐力が求められるのです。

それって顔の表情がなくならないの?と、疑問が浮かびます。しかし、老化して見える表情を作っている一部の筋肉だけに切り込みを入れるので、表情が変にこわばる・固まるようなことはないとのこと。

宇津木医師は長年、この手術を専門としていて、その評判を聞きつけて受診する患者さんも多いと聞きます。持ち前の器用さと粘り強い性格から、神ワザとも言える独自の術式をあみ出しました。

症例1 宇津木流フェイスリフト手術 4年の経過


また、理想形に応じて手術をした後に、さらなる微調整として、ボトックス注入やコラーゲン注入を適宜組み合わせることもあります。コラーゲン注入は難度が高く、導入しているクリニックは少ないのですが、これも宇津木ファンの患者さんにとってはお馴染みの施術です。加齢とともに皮膚はどうしても薄くなってしまうため、皮膚にボリュームを出すために行います。このように、「根治療法」としての手術と、「メンテナンス」としての施術を時には組み合わせて、完璧を目指して診療をします。

独自のアンチエイジングメソッドを確立

ベストセラーのスキンケア本「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」をはじめ、6冊の本を出版していることからも分かるように、独自のアンチエイジング理論に則ったメソッドをお持ちです。アンチエイジングに熱心な患者さんには熱弁して教えてくださるので、宇津木医師からは様々な宇津木流ノウハウを学ぶことができます。


宇津木龍一

1980年 北里大学医学部卒業。形成外科学教室に所属し10年間に渡り形成外科医として勤務した後、テキサス大学とペンシルバニア大学に留学、研鑽を積む。1995年 北里研究所病院美容外科・形成外科を創設。1999年 同院美容医学センターを創設、8年に亘ってセンター長を務めた後、退職。2007年 自身の理想とするアンチエイジング専門の「クリニック宇津木流」を開業。現在に至る。

初診料2万5千円(1時間)
再診料1万5千円(1時間)

宇津木医師は、ご自身が敬愛している施術のみを扱っています。また、昔から広告は全く出さず、HPもほとんど更新していません。患者さんのほとんどが紹介者とリピーターだそうで、徹底的に若返りを追求する方を相手に完璧な治療を施すのがポリシー。アンチエイジング全般に関するノウハウが豊富で、ユーモアがあり、お話もとても興味深かったです。
アンチエイジング完璧主義者の方にピッタリでしょう。

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