形も傷跡も美しく
銀座S美容・形成外科クリニック

銀座Sクリニックの院長である酒井直彦(さかい なおひこ)医師は、北里大学出身の形成外科専門医です。以前は城本クリニックの人気ドクターで、8年間院長を勤められていました。2021年度の美容外科学会(JSAS)では会長を勤められ、他院の医師にも、造形手術が上手と評判。とっても気さくな先生です。さっそく取材をさせていただきました!



銀座Sクリニックは銀座東急プラザの近くにあり、銀座駅からのアクセスが良好な立地です。エレベーターで3Fに上がりドアを開けると、そこは待合室になっています。待合室は2人で座れる半個室のソファー席になっています。

酒井医師は、美容外科手術全般を行っています。その中でも特に得意な施術は、「自身の脂肪を吸引して胸に移植する豊胸術」「鼻の造形手術」「二重を含む目元の手術」です。今回の取材では、特に「脂肪吸引及びその脂肪を使った豊胸術」「他院の修正施術」についてお伺いしました。


脂肪移植による豊胸

脂肪移植による豊胸術の難しさとして、
・脂肪を入れすぎると定着率が下がること
・脂肪を注入しても定着せず、形が崩れたり一部がしこりになってしまうこと
が挙げられます。

脂肪吸引による豊胸術では、脂肪吸引の方法、脂肪の処理法、注入法、アフターケアの全てが結果に大きく影響を与えます

酒井医師が行う脂肪移植による豊胸術では、脂肪を少しでも多く注入していくことでより患者さんの希望に沿ったバストになるようにしています。一般的な注入量よりも多めで、可能な範囲内で注入していきます。
また、多く入れても脂肪の定着率を上げしこりを残さないようにするために、独自で生み出した様々な工夫を行っています。
・施術直後及び術後一週間以内に数回通院してもらい、マッサージを行う
・脂肪吸引の際に吸引圧を下げる
・アフターケアとして、必ず超音波検査を行う
などが工夫の例です。

以下の症例は、20代痩せ型女性の一例です。一般的に脂肪注入による豊胸術では、術後3ヶ月までに一部の脂肪が定着せず無くなってしまいます。その段階でなくならずに残っている脂肪が定着することで形が安定すると言われています。酒井医師が施術を行ったこの症例では、術後半年の時点で元々の大きさよりも1.5〜2カップ近く大きいまま保たれていました。大きな左右差もなく、元々の形から全体的にボリュームアップされたようなバストでした。傷口は左右(胸の付け根中央の部分)に1箇所ずつです。
>1回目の施術に満足し、さらに大きくする為に2回目・3回目の施術を希望する方もいらっしゃるそうです。




上から、施術前、施術後10日、施術後5ヶ月。しこりの訴えなし。

傷跡をより小さく、吸引後の体も美しく

酒井医師は、傷跡をいかに目立たなくするかということが患者さんにとって大事なことだと考えています。
バストに注入する脂肪は患者さんご本人の体から吸引したものを使用します。一般的に脂肪吸引をするときには傷口を作りそこから機械を挿入しますが、挿入時の摩擦によって傷口が広がってしまうことがあります。その摩擦を防ぐための器具を酒井医師が独自で開発しており、使用することで傷口の拡大が抑えられるのだそうです。

傷跡の数に関しても、最小限に留められるよう工夫が行われています。
例えばふくらはぎから脂肪吸引をする際は、足首左右1箇所ずつのみに傷口を作ります。腰からの場合は、お尻の割れ目の延長線上に1箇所のみ。太ももからの場合はVラインでちょうど隠れる場所に左右1箇所ずつなど、極力目立たない場所に傷口を作るようにしています。豊胸術を行う際にも、胸の下中央の影になる部分に左右1箇所ずつのみです。

使用する機材にもこだわりがあり、脂肪移植を伴わない脂肪吸引では、日本のクリニックでは珍しい「ウルトラZ」という超音波による脂肪破砕機械を使用しています。
日本で一般的に使われる機械の中には挿入部分の伸縮に限界があるものも多く、例えば複数の箇所の脂肪吸引を行う際には、それぞれに機械を届かせる為に傷口も複数作らなければならないこともあります。しかし酒井医師は、挿入部分の伸縮範囲がより長いものを採用することで、一か所の傷口からでも複数の施術希望箇所にアプローチできると考えました。
このような工夫を行うことで、酒井医師は傷口を少なくすることを可能にしています。

1991年北里大学医学部卒業、同大学形成外科入局。形成外科専門医、医学博士。北里大学や、その関連病院である横浜南共済病院、厚生連佐久総合病院、国立横浜病院(現横浜医療センター)にて外科・整形外科・形成外科の経験を積むと同時に、城本クリニックでも非常勤医として美容外科施術の経験を積んだ。そして、2009年に城本クリニック新宿院の院長に就任。2013年に銀座院を開設し院長に就任。2016年、銀座Sクリニックを開業し、現在に至る。

初診料、再診料無料

脂肪吸引
大腿全周 70万円
腹部全体 55万円〜

豊胸(脂肪注入)
両胸 40万円〜(脂肪吸引費用に加えて)
エコー検査 5千円〜

二重埋没法2点固定
1年保証 6万円〜
3年保証 8万円〜

二重埋没法3点固定
1年保証 8万円〜
3年保証 10万円〜

二重切開法 30万円〜 

マイクロ脱脂2点 20万円〜 3点 25万円〜

目頭切開 25万円〜

(全て税別)

酒井医師は、患者さんに確実に推奨できる施術のみを行なっており、効果が少しでも疑わしい施術は行わないというポリシーをお持ちです。注目を浴びている最新治療であっても、その効果に確信を持てなければ導入しないとのことでした。
また、施術の際にはカウンセリングとアフターフォローを特に重視しています。カウンセリングの際には患者さんの持つ理想のイメージを聞きそれがその方に最適なのかを一緒に考え、より患者さんの意思を尊重できるようにと考えていらっしゃいます。より満足してもらうために独自の工夫も行われており、向上心の強さが伝わりました。

基本情報

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